東北大学生の一人暮らし|最低限そろえたい防災用品と非常持ち出し袋

東北大学生の一人暮らしで備えたい飲料水・非常食・モバイルバッテリー・懐中電灯・常備薬・簡易トイレ お部屋探しガイド

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東北大学への進学をきっかけに、仙台で初めて一人暮らしを始める学生も多いのではないでしょうか。

家具や家電、日用品をそろえることに目が向きやすい一方、防災用品は後回しになりがちです。

しかし、地震や大雨などによって電気・水道・ガスが止まると、普段どおりの買い物やスマートフォンの充電ができなくなる可能性があります。

一人暮らしでは、災害時に自分で状況を判断し、必要なものを取り出せるように準備しておくことが大切です。

最初から多くの防災用品をそろえる必要はありません。まずは次のものから準備してみましょう。

  • 飲料水
  • 非常食
  • モバイルバッテリー
  • 懐中電灯
  • 常備薬
  • 簡易トイレ
  • 防災バッグ(非常持ち出し袋)

この記事では、東北大学生の一人暮らしを想定し、最低限そろえたい防災用品、防災バッグに入れるもの、1R・1Kでも保管しやすい方法を解説します。

防災用品は「自宅の備蓄」と「持ち出し用」に分ける

防災用品を準備するときは、次の2種類に分けて考えると整理しやすくなります。

種類目的主な用品保管場所
自宅の備蓄品停電や断水時に自宅で生活する飲料水、非常食、簡易トイレ、生活用品キッチン、収納、ベッド下など
防災バッグ避難するときに持ち出す小型の水・食料、ライト、薬、充電用品、貴重品など玄関近くなど

自宅に置く飲料水や非常食を、すべて防災バッグへ入れる必要はありません。

大量の水をバッグへ入れると重くなり、避難時に持ち出しにくくなります。自宅で使う備蓄品は部屋に保管し、すぐ必要になるものだけを防災バッグへまとめましょう。

内閣府も、非常用持ち出し袋に加えて、飲料水や非常食などを自宅に備蓄することを案内しています。

飲料水はまず9Lを目安にする

東北大学生の一人暮らしで飲料水を1日3L、非常食とともに3日分備える目安
飲料水と非常食は、まず3日分を目安にそろえ、収納場所を見ながら1週間分へ増やしていきましょう。

飲料水は、防災用品の中でも優先して準備したいものです。

内閣府では、飲料水を1人1日3L、最低3日分、できれば1週間分備蓄するよう案内しています。

一人暮らしの場合、まず準備したい量は次のとおりです。

3L×3日分=9L

2Lのペットボトルなら、5本程度がひとつの目安になります。

最初から1週間分を置くのが難しい場合は、まず3日分を確保し、その後、収納場所を見ながら少しずつ増やしてみましょう。

水を1カ所へまとめると重くなり、収納棚に負担がかかることがあります。キッチン、クローゼットの下、ベッド下などに分けて保管すると、限られた部屋でも置きやすくなります。

賞味期限と保管状態は定期的に確認してください。

非常食は普段食べるものを少し多めに買う

非常食は、調理に水や火をあまり使わず、そのまま食べられるものが便利です。

たとえば、次のような食品があります。

  • パックご飯
  • レトルト食品
  • 缶詰
  • 栄養補助食品
  • ビスケットやクラッカー
  • ようかんやチョコレート
  • 乾パン
  • 常温保存できるスープ

災害用の特別な食品だけでそろえる必要はありません。

普段から食べている保存期間の長い食品を少し多めに購入し、食べた分を買い足す「ローリングストック」なら、賞味期限切れを防ぎやすくなります。

非常食も、まずは3日分を目安にし、無理のない範囲で1週間分へ増やしていきましょう。

調理器具が使えない場合も考える

停電や断水、ガスの停止によって、電子レンジや炊飯器が使えない場合があります。

非常食を選ぶときは、次の点も確認してください。

  • 加熱せずに食べられるか
  • 開封に缶切りが必要ないか
  • 水を大量に使わないか
  • 食器がなくても食べられるか
  • 本人が普段から食べられるものか

カセットコンロを準備する場合は、使用方法と換気に注意し、カセットボンベも安全な場所に保管しましょう。

モバイルバッテリーは充電状態も確認する

停電時に備えるモバイルバッテリー・懐中電灯・常備薬を確認するめがね
モバイルバッテリー、懐中電灯、常備薬は、保管場所と使用できる状態かを定期的に確認しましょう。

災害時には、スマートフォンが情報収集や家族との連絡に欠かせません。

停電が長引くと充電できなくなるため、モバイルバッテリーを1台用意しておくと安心です。

選ぶときは、次の点を確認しましょう。

  • 自分のスマートフォンに対応しているか
  • 必要な充電ケーブルがあるか
  • 持ち運べる重さか
  • 十分に充電されているか
  • 本体に膨らみや破損がないか

モバイルバッテリーは、持っているだけでは使用できません。定期的に残量を確認し、すぐ使える状態にしておきましょう。

普段使っている充電ケーブルとは別に、防災バッグ用のケーブルを用意しておく方法もあります。

懐中電灯は寝室から手の届く場所へ置く

夜間の停電では、室内でも移動が難しくなります。

スマートフォンのライトも利用できますが、バッテリーを消費するため、懐中電灯や小型ランタンも準備しておきましょう。

懐中電灯は収納の奥にしまわず、次のような場所に置きます。

  • ベッドの近く
  • デスクの引き出し
  • 玄関
  • 防災バッグの中

乾電池式の場合は、予備の電池も準備します。ただし、電池を長期間入れたままにすると液漏れする可能性があるため、定期的に状態を確認してください。

両手を空けて避難できるヘッドライトも選択肢になります。

常備薬と服薬情報をまとめておく

普段服用している薬がある場合は、災害時も継続できるように準備しておきましょう。

防災用品として確認したいものには、次のようなものがあります。

  • 普段服用している薬
  • 市販の常備薬
  • 絆創膏やガーゼ
  • マスク
  • 消毒用品
  • お薬手帳
  • 処方内容が分かる写真やメモ

薬には使用期限や保管条件があります。直射日光や高温多湿を避け、定期的に入れ替えてください。

お薬手帳をスマートフォンで撮影しておくと、避難時に現物を持ち出せなかった場合にも服薬情報を確認できます。ただし、停電や充電切れも考え、必要な情報は紙でも用意しておくと安心です。

持病やアレルギーがある学生は、保護者と服薬情報や緊急連絡先を共有しておきましょう。

簡易トイレは断水に備えて用意する

災害時は、建物に大きな被害がなくても断水によってトイレを流せなくなる場合があります。

無理に水を流すと、排水管の破損や詰まりによって下の部屋へ漏水する可能性もあります。建物の安全や排水状況を確認できるまでは、簡易トイレを使用することも考えておきましょう。

仙台市では、成人1人当たりのトイレ使用回数を1日5回として、1週間で35回分の携帯トイレを備蓄することを目安としています。

東北大学生の一人暮らしで簡易トイレを1日5回、1週間35回分備える目安
仙台市では、携帯トイレを1人1日5回、1週間で35回分備蓄することを目安としています。

1日5回×7日=35回分

最初から35回分を用意するのが難しい場合は、少量から購入し、買い足していく方法もあります。

購入するときは、次の点を確認してください。

  • 自宅の便器に取り付けられるか
  • 凝固剤と処理袋がセットになっているか
  • 使用後に密閉できるか
  • 使用方法が分かりやすいか
  • 保管期限が設定されているか

簡易トイレは、すぐ使えるようにトイレ周辺へ保管しておくと便利です。

防災バッグは玄関近くに用意する

東北大学生の一人暮らしで防災バッグに入れる用品を確認するめがね
防災バッグは中身を必要最低限に絞り、持って避難できる重さにして玄関近くへ置きましょう。

自宅で生活できない場合や、避難情報が出た場合に備え、防災バッグ(非常持ち出し袋)も準備しておきましょう。

内閣府は、飲料水、非常食、軍手、常備薬、懐中電灯、携帯ラジオ、予備電池、洗面用具などをリュックサックに入れ、貴重品と一緒に持ち出せるよう準備することを案内しています。

東北大学生の一人暮らしでは、まず次のものを検討できます。

防災バッグに入れたいもの

  • 500ml程度の飲料水
  • すぐ食べられる非常食
  • モバイルバッテリー
  • 充電ケーブル
  • 小型の懐中電灯
  • 携帯ラジオ
  • 予備電池
  • 常備薬
  • お薬手帳や服薬情報
  • 簡易トイレ
  • マスク
  • ウェットティッシュ
  • タオル
  • 軍手
  • 雨具
  • 防寒用品
  • ホイッスル
  • ビニール袋
  • 現金
  • 身分証明書や健康保険情報のコピー
  • 家族や大学などの緊急連絡先

学生証、スマートフォン、財布、鍵など、普段持ち歩くものは、災害時に追加するものとしてチェックリストにしておくと忘れにくくなります。

通帳や身分証明書の原本などを防災バッグへ入れたまま玄関に置くと、防犯上の不安があります。コピーや必要事項を控えたメモを利用し、原本は普段どおり適切に管理してください。

重くしすぎないことが大切

防災バッグは、持って安全に避難できる重さにします。

自宅用の水や食料をすべて詰め込むのではなく、避難直後に必要なものへ絞りましょう。

一度背負って室内を歩き、重すぎないか、両手を自由に使えるかを確認してください。手提げ袋よりも、両手を空けられるリュックが適しています。

避難の邪魔にならない場所へ置く

防災バッグは、玄関近くなど、すぐ持ち出せる場所に置きます。

ただし、玄関や廊下をふさぐ位置に置くと、避難の妨げになります。靴箱の中や横、玄関収納など、避難経路を確保できる場所を選んでください。

めがねのワンポイントアドバイス

防災バッグを作ったら、一度背負って玄関まで歩いてみてください。重すぎる場合は、自宅で使う備蓄品と持ち出すものが混ざっている可能性があります。「避難時にすぐ必要か」を基準に中身を見直すと、持ち出しやすくなります。

1R・1Kでは防災用品を分散して保管する

東北大学生の1R・1Kで防災用品をキッチン・ベッド下・トイレ周辺・デスクやバッグに分散して保管する例
収納スペースが限られる1R・1Kでは、防災用品を使う場所の近くへ分散して保管すると取り出しやすくなります。

学生向けの1R・1Kでは、収納スペースが限られています。

防災用品を大きな箱へまとめると場所を取りやすいため、使う場所の近くへ分散して保管する方法があります。

保管場所保管しやすいもの
キッチン非常食、飲料水、紙皿、ラップ
ベッド下・収納下段予備の飲料水、非常食、生活用品
トイレ周辺簡易トイレ、処理袋、トイレットペーパー
デスク周辺モバイルバッテリー、懐中電灯、充電ケーブル
玄関近く防災バッグ、雨具、歩きやすい靴

ただし、災害時にどこへ置いたか分からなくならないよう、保管場所をスマートフォンや紙に記録しておきましょう。

重い飲料水を高い棚へ置くと、地震によって落下する危険があります。床に近い収納やベッド下などへ分けて保管してください。

防災用品を置くときの注意点

  • 避難経路をふさがない
  • 重いものを高い場所へ置かない
  • 直射日光や高温多湿を避ける
  • 使用期限や賞味期限を確認する
  • すぐ必要なものを収納の奥へ入れない
  • 退去時に運べる量も考える

防災用品は、たくさん持っていることよりも、必要なときに取り出して使えることが重要です。

防災用品は定期的に点検する

防災用品は、一度購入したら終わりではありません。

少なくとも年に1回程度は、次の点を確認してみましょう。

  • 水や非常食の賞味期限
  • 常備薬の使用期限
  • モバイルバッテリーの残量や膨らみ
  • 懐中電灯の点灯
  • 乾電池の液漏れ
  • 簡易トイレの数量
  • 防災バッグの重さと中身
  • 季節に合った衣類や防寒用品
  • 緊急連絡先
  • 避難場所と避難経路

進級、引っ越し、薬の変更、スマートフォンの買い替えなどがあった場合も、防災用品を見直すタイミングです。

一人暮らしを始めたら避難場所も確認する

防災用品をそろえるだけでなく、自宅周辺の災害リスクと避難場所も確認しておきましょう。

確認したい内容は次のとおりです。

  • 指定避難所
  • 洪水や土砂災害のリスク
  • 避難所までの経路
  • 夜間でも歩ける道か
  • 橋や狭い道路を通るか
  • 家族との連絡方法
  • 災害用伝言ダイヤル171の使い方

仙台市では、地域の災害リスクや避難場所を確認できる各種ハザードマップを公開しています。

物件を契約したときや入居したときに、住所を使って一度確認しておきましょう。

詳しくは「東北大学生の部屋探しでハザードマップはどこまで見る?仙台の災害リスクと確認方法」も参考にしてください。

東北大学生の防災用品でよくある質問

Q.防災用品は何日分必要ですか?

まずは最低3日分を目安にし、保管場所を確保できる場合は1週間分へ増やしていきましょう。

内閣府は、各家庭で最低3日間、できれば1週間過ごせる量の飲料水や食料を備蓄するよう案内しています。

Q.防災バッグに1週間分の水や食料を入れますか?

すべて入れる必要はありません。

1週間分の水や食料は自宅の備蓄品として保管し、防災バッグには避難直後に必要な量を入れます。持って安全に避難できる重さを優先してください。

Q.防災バッグはどこへ置けばよいですか?

玄関近くなど、避難時にすぐ持ち出せる場所が適しています。

ただし、玄関や廊下をふさがないようにし、貴重品の原本を入れたままにしないなど、防犯面にも注意しましょう。

Q.市販の防災セットを買えば十分ですか?

市販の防災セットは準備を始めるきっかけになりますが、すべての学生に必要なものが入っているとは限りません。

スマートフォンに合う充電ケーブル、本人の常備薬、眼鏡やコンタクト用品、季節に合った衣類などを追加してください。

Q.飲料水9Lを置く場所がありません

1カ所へまとめず、キッチン、ベッド下、収納下段などへ分けて保管する方法があります。

重い水を高い棚へ置かず、地震で倒れたり落下したりしにくい場所を選びましょう。

Q.簡易トイレは何回分必要ですか?

仙台市の案内では、成人1人当たり1日5回、1週間で35回分が目安です。

一度にそろえるのが難しい場合は、まず少量を準備し、保管場所を確認しながら買い足していきましょう。

Q.大学にいるときに災害が起きた場合にも備えた方がよいですか?

自宅用とは別に、普段持ち歩くバッグへ小型のモバイルバッテリー、充電ケーブル、常備薬、マスク、少額の現金などを入れておく方法があります。

大学から自宅まで歩く可能性も考え、歩きやすい靴で通学できるかも確認しておきましょう。

まとめ|備蓄品と防災バッグを分けて準備する

東北大学生の一人暮らしでは、まず次の防災用品を準備してみましょう。

  • 飲料水は1日3L、まず3日分の9L
  • 調理せずに食べやすい非常食
  • 充電したモバイルバッテリー
  • 懐中電灯と予備電池
  • 常備薬と服薬情報
  • 断水に備えた簡易トイレ
  • 避難時に持ち出す防災バッグ

防災バッグには、自宅の備蓄品をすべて詰め込むのではなく、避難直後に必要なものをまとめます。

自宅用の水や食料は、キッチンやベッド下などに分散して保管し、防災バッグは避難経路をふさがない玄関近くへ置いておきましょう。

最初から完璧にそろえる必要はありません。まず3日分から始め、買い物のたびに少しずつ増やしていく方法でも備えられます。

防災用品を準備したら、自宅周辺のハザードマップ、避難場所、家族との連絡方法も一緒に確認してみてください。


参考情報

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